冷たいもので歯がしみる私おかしい?歯がしみる原因と対処法についてご紹介します。

冷たい食べ物を食べると歯がキーンとしみることはありませんか?歯にしみることが怖くて冷たい食べ物への抵抗感があるのはつらい。今回は歯がしみるのはなぜか、原因や対処法についてご紹介します。

歯がしみる3つの原因!

▼歯ぎしりによる歯の磨り減り(咬耗)

歯ぎしりも歯がしみる原因のひとつだということをご存知でしたか?体質的に歯質が薄い方は、神経との距離が物理的に短いため、様々な刺激を他の方よりも感じやすい傾向にあります。

▼歯と歯茎の境付近の歯の削れ(楔状欠損)

歯ぎしりや過度な歯磨きにより歯茎近くの歯がえぐれるように削れてくることがあります。歯の痛みを感じる構造(象牙細管)が露出している状態のため、様々な刺激をしみると感じてしまいます。

歯のひび割れ

歯にひびが入っている方もしみやすい傾向にあります。エナメル質内のひびで留まっていれば経過観察ということになりますが、歯自体が割れてしまっている場合はすぐに病院へいきましょう!

歯ぎしり・食いしばり!

〈歯ぎしり〉や〈食いしばり〉は、意外と歯に及ぼす影響が大きいです。歯ぎしり・食いしばりをすぐに治すのはハードルが高いため、「マウスピース(ナイトガード)」を作成することで、歯の削れやひび割れを予防することができます。

歯がすでに削れている。

歯と歯茎の境が削れてしまっている場合(楔状欠損)は、そこに樹脂の詰め物(CR充填)をすることで刺激の伝わりを遮断し、しみにくくすることは可能です。

ただし〈歯ぎしり〉や〈過度なブラッシング〉を続けてしまうと、詰めた物が取れる可能性があるため、根本的な予防策と合わせて対応しましょう。

歯が磨り減っている部分(咬耗)に関しては、しみ止めの薬剤を塗布したり、マウスピースを作成するなどの対症療法を行いつつ、原因を探していく必要があります!。

もともとの歯が薄い!

冷たいものを食べる際は痛みを感じないよう工夫しましょう。できるだけ歯周辺に当たらないように食事をすることで予防になります。直接歯でかじる食べ方を避けるようにしましょう!

いかがでしたか?

冷たいものが歯にしみる〈知覚過敏〉には多くの原因があるため、なかなか独自の対策では改善いません。体質という言葉で片付けずに、気軽に歯科医院で相談してみましょう。

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