セルフホワイトニングの要!ホワイトニングのジェルとライトの重要性

 サロン開業に必要なジェルとマシン

ジェルとマシン選びが運命を分ける

セルフホワイトニングサロンを開業するにあたり、最初にして最重要の課題は「ジェルとマシンの選定」です。
個人サロンとして始めるのか、既存店舗に導入するのか、あるいはフランチャイズに加盟するのか——業態の選択は後からでも構いません。しかし、ジェルとマシンを間違えてしまうと「お客様の歯が白くならない」という最悪の結果に直結し、サロンの存続そのものが危うくなります。

ジェルとマシンは、ホワイトニング効果の成否を決める心臓部分であり、サロン経営における生命線です。

2 ジェルについて

セルフホワイトニングに使用されるジェルは大きく分けて「酸化チタン系」と「ポリリン酸系」があります。
お客様の声をもとにすると、効果の実感が高いのは「酸化チタン系」であり、ポリリン酸系は「変化を感じにくい」と言われることが多い傾向にあります。

さらに、酸化チタンに加えて「酸化タングステン」が含まれているジェルは、赤色ライトとの相性が良く、より高い効果を期待できます。そのため、ジェルを選ぶ際には 「酸化チタン+酸化タングステン配合」 を基準とすると良いでしょう。

実績データとして、当サロンでは新規2,600名のうち 初回効果実感率99.7% を達成しています(初回で2トーン以下の変化しか見られなかった方はわずか8名)。これは、ジェル選びがどれほど結果に直結するかを物語っています。

3 ライトについて

ホワイトニングの効果を最大限に引き出すには、ライト選びも欠かせません。

  1. 色の種類
    青色一色ではなく、赤・青・紫の3色が出るライトを推奨します。ジェルの成分によって反応する波長が異なるため、複数色に対応できるライトが理想です。
  2. ライトの強さと熱
    ホワイトニング効果の理論は完全には解明されていませんが、「ハイパワーでじんわり温かい光の方が白くなりやすい」という説があります。LEDライトであっても十分な出力を持つことが重要です。
  3. ライトの奥行
    奥行のあるライトは奥歯まで照射できるため、前歯だけでなく犬歯以降まで白くできます。前歯だけのホワイトニングでは満足できないお客様にも対応するには、この「奥行」が重要です。
  4. マシンの可動域
    お客様の首の角度や体格はさまざまです。柔軟に動かせる関節を持つマシンであれば、誰にでも適切な角度で照射できます。

推奨まとめ

  • ジェル → 酸化チタン+酸化タングステン配合
  • ライト → 赤・青・紫の3色搭載、ハイパワー、奥行きが深い、可動域の広いもの

これらを満たすジェルとライトを選ぶことが、開業成功のための第一歩です。間違った選択をしてしまえば、マシンは「オブジェ」と化し、大切な資金が無駄になるリスクがあります。

4 開業への準備へ

ここまでで、ジェルとライトというサロンの根幹部分が整いました。これらを正しく選ぶことは、お客様の「初回での効果実感」と「リピート率」を高め、サロンの未来を支える土台となります。

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